住友生命保険相互会社

1907年創業。老舗中の老舗です。日本生命保険が1889年ですからお互い、日本の保険業界を引っ張ってきたと言っても過言ではありません。今はネット生命保険が大手を振るっていて、テレビのCMもネット中心の保険会社を多く目にするようになりました。

ホームページの使い勝手ですが、トップ画面の「ご契約者さま」をクリックすると、2スクールほどで保険の解約、給付金の請求の画面になります。
保険金・給付金などのご請求」をクリックすると、「入院・手術給付金、生前給付保険金」、「死亡保険金」、「満期保険金」、「年金保険金」などの請求画面になります。

給付金・生前保険金のご請求」をクリックすると、「ダイレクトサービスへログイン」とあります。これは初回利用登録をしなければいけないようです。次にパソコンまたはスマホで手続きをし給付金を受け取るとあります。

インターネットでの請求を完結するには、ダイレクトサービスに加入していること。契約者=被保険者であることが条件となるようです。また、給付金の内容は「入院・手術・通院・がん薬物治療(抗がん剤等の治療)・運動器損傷(骨折)・継続入院・がん入院一時給付金」が対象。

   ※上記のうち診断書が不要なご請求に限りインターネットでお手続きいただけます。
   ※運動器損傷給付金は請求書類の取寄せのみインターネットで手続きできます。
という但し書きがありました。

またこんな但し書きも
※ご契約の状態や請求内容によって、上記に当てはまってもインターネットでの請求手続き・書類の取寄せができない場合があります。

少しハードルが高いと感じる方もいると思います。不明な点はオペレーターに直接聞いてくださいということかもしれません。

こんな記述もありました。

「画面上の案内にそってご請求内容を入力いただくことでインターネットでの請求可否等を判定します。」
必要書類を撮影・アップロードして、振込先の口座等の情報を入力することで、給付金をご請求いただけます。
※お手続きにあたっては、医療機関発行の診療明細書や領収証の撮影が必要です(ご請求内容により撮影不要な場合もあります)。
・・・・・とありました。「インターネットで決まり!」というわけではないという含みを残していて、何となくすっきりしません。
それじゃ、直接聞きたいと誰もが思いますので、それを探してみました。オペレーターの電話はどこにあるかというと同じページの最後にありました。

コールセンター・ご来店窓口・スミセイライフデザイナー)ここを開くと「スミセイコールセンターでお手続き」の下に「ご契約内容、お手続きに関するお問い合わせ」と書いてあり、そこをクリックするとページが変わって2回ぐらいスクロールして下にいくと「お電話でのお手続き」が出てきますので、そこをクリックすると「営業職員を通じてご加入のお客さま」、「代理店を通じてご加入のお客さま」と分かれています。皆さんが保険加入時、代理店を通じてなのか、営業職員を通じてなのかを聞いています。

ちょっと長いですね。つまり、電話番号を見つけるまでに5回(層)もクリックしないと、そこの場所にたどり着けませんでした。ネットに詳しい方でしたらば簡単でしょうけれども、慣れていない方でしたらば、途中でほかのページに行ってお迷いになるかもしれません。

これはホームページの作り方の問題です。詳しく、分かりやすくしようと思えば思うほど、ページは複雑化してしまいがちで、その結果、消費者にとっては難しく、分かりにくいものになっていくばかり。住友生命の方がご覧になっているようでしたら、是非ご検討、ご再考をお願いしたいところです。

また、このコールセンターの営業時間は平日9時から18時、土曜日は~17時まで。日曜日はお休みです。
それと「証券番号(お客さま番号)をあらかじめお確かめのうえお電話願います。お問合わせは契約者ご本人さま、入院・手術の給付金のご請求は被保険者さま、死亡保険金のご請求は受取人さまからお電話をお願いいたします」と細かい制約が付いていました。

仮に電話番号が見つかったとして、電話をかけてもそう簡単につながるわけではありませんね。これはどなたでもご経験があると思います。生命保険会社ばかりではありません、どの企業様でも今は音声ガイダンスが付いていて、何回も番号を押さないと次に進めないのが常態化しています。これは消費者にとっては余り好ましいことではありません。

保険会社は、あなたが適格請求者であることを確認するため、その入り口で証券番号の確認をします。保険証券は、あなたが保険請求をする「初めの一歩」となります。

そこでアシストエイドは考えました。その大事な証券番号を、定期的にあなたに、あなたのパートナーに、ご家族にお知らせするサービス。きっと、その時に役立ちます。
保険請求の当事者は、現役の方が多いと聞きます。お父さん、お母さんの保険証券、どこにあるのやら途方に暮れるばかりという方々は多いのではありませんか?定期的にお知らせすれば、10年先、20年先、30年先、40年先でも安心できます。だからって保険証券をなくしてもいいというわけではありません。大事な保険証券、大切に保管しておかなければならないことは言うまでもありませんね。アシストエイド(assistaid)きっとお役に立ちます。