【保険会社にメールで問い合わせ】

2023年7月8日、保険会社に質問をしてみました。保険会社「A」と私とのやり取りです。
ここでのポイントは
1)「終身型」か「更新型」か。(共に保険会社から再加入のお誘いが来る)
2)掛け捨て保険の場合は返戻金はない。
3)被保険者(加入本人)が亡くなった場合、不申告であれば、月々の保険料は口座から引き落とされ続ける。
4)被保険者がお亡くなりになり、100年経過してもご家族が申請を忘れ、且つご本人の口座凍結がされなければ、保険料は引き落とされ続ける。

以下に保険会社とのやり取りです。


A:ご質問内容をお伺いいたします。

私:終身保険とはどういう意味か?

A:終身保険は一生涯保証のある死亡保険のことです。
ちなみに「終身」が一生涯の保障のことですので、終身医療保険であれば一生涯保障のある医療保険を表します。

私:80歳満期の終身保険の場合は?

A:終身保険であれば保障は一生涯ございます。
80歳満期が保険料支払いのことであれば、保険料払込は80歳までの終身保険なのかと存じます。

私:払い込みは80歳までしなければいけない?

A:はい、80歳まで支払い、81歳以降は支払い無しで補償を持つイメージです。

私:それ以降は払わなくていい?そして、保証は終身されるということでしょうか?

A:はい、おっしゃるとおりです。

私:その時、保険会社さんから「満期だから払わなくていいですよ」という通知はいただけるんでしょうか? それとも自動更新されてしまうわけでしょうか?

A:保険会社より通知は来るかと存じます。終身保険であれば更新はございません。
終身保険は契約時から保証内容、保険料は変わりません。

私:しつこくてすみません。
例えば、毎月10日が支払日だったとして、10年後の満期日以降、こちらから意思表示をしない限り、引き落とされることはないのでしょうか?こちらから、その旨を通知しなければいけないということはありませんか?
「掛け捨ての保険」の場合も同様でしょうか? 幾ばくかの返戻金がある保険と違いはありますか?

A:80歳払込満了の終身保険の場合、80歳以降は保険料の支払いはございません。
意思表示関係なく80歳以降は保険料の支払いは行う必要はございません。
掛け捨ての保険の場合、80歳満了の商品の場合は80歳で保障は終了します。
「10年更新」の商品は10年ごとに保険料が上がっていき保障が継続できますが「満了」と記載のある商品は更新はなく、ご指定の年齢で保障は終了します。
掛け捨ての商品は解約返戻金はございません。

A:死亡保険の中でも「定期保険」と「終身保険」の2種類ございます。
「○歳満了」や「○年更新」の記載のあるものは基本的には定期保険です。

私:つまり、「10年更新」の商品の場合、その途中で死亡した時に、残された家族が申請しなければ、その保険料金は、家族が気がつくまでずっと払い続けることになるんでしょうか?その場合の救済措置は??

【ここで担当者が代わりました。】

A:大きくわけて死亡保険には2種類ございます。
終身保険:一生涯の死亡保障
定期保険:保険期間が定められた死亡保障


「つまり、「10年更新」の商品の場合、その途中で死亡した時に、残された家族が申請しなければ、その保険料金は、家族が気がつくまでずっと払い続けることになるんでしょうか?その場合の救済措置は??」

→終身保険でも定期保険でも被保険者の方がなくなった場合は保険会社に請求が必要になります。
請求がない限り、被保険者の方が亡くなったかどうかは保険会社で確認が取れません。そのため保険に加入された場合は、ご家族の方にお伝えすることが重要になります。

極論ですが,・・・。

私:そうなると、被保険者が200歳を超えていた場合でも、申請しなければ家族は払い続ける可能性は大というでしょうか?

A:一般的には亡くなった場合は、ご家族の方が銀行などに連絡することで口座が凍結されますが、仮にそういった連絡をされなく、保険会社からの連絡にも気づかなければそうなります。一般的に保険料の控除に関する案内などで定期的に保険会社から保険に加入されている事実を知らせる連絡がきます。

銀行口座凍結・・・・・・ご家族がその口座を把握(見つからない場合)申請しなけぱ、口座は凍結されない。
保険会社のスタンス・・・申請受理をしない限り、保険会社は動けない(動かない)ということ。救済措置はない。