株式会社かんぽ生命保険

こちらのホームページは大分使いやすくなっていると感じました。
まず第一番に好感が持てるのは、最上段の「ご契約者さま」をクリックすると、「入院保険金」「手術保険金」「死亡保険金」「死亡給付金」の請求方法が出てきます。

私たち保険加入者からすれば、支払った保険の給付金が必要だからホームページを見て一日も早く給付金を受け取りたいわけですから、そこにまずたどり着きやすいことが最優先課題となります。

他の保険会社のホームページを見ると、まず保険の種類が書いてあり、次にその「加入方法」へ誘導しがちで、なかなか解約手続のページにはたどり着けない場合が多いわけですが、かんぽ生命さんは、やはり親方日の丸ということもある・・・と言っては失礼かもしれませんが、かなり私たち側に立っているホームページであると感じた次第。

また、ご当人(被保険者)でなくても申請が オッケイである点、土日でも申請がオッケイ(インターネットの場合)である点、2023年3月20日から入院保険金・手術保険金のご請求が簡単になり、医療機関から有料で発行される入院・手術証明書(診断書)に代えて医療機関発行の領収書や診療明細書をご準備いただくことで、かんぽ生命所定の申請書でのご請求が可能とあります。☜ここはポイントです。

今、「ご当人でなくてもオッケイ」とサラリと書きましたが、これが結構難物です。特に電話で解約請求をすればいいと思っている方々にとっては、電話口で「ご本人様ですか?」と必ず問われます。その問いの向こう側には「本人じゃないと受け付けないよ」という無言の圧力(指定代理請求制度)があります。その点、かんぽ生命は当人以外もオッケイですので少し安心です。

診断書を書いてもらう=有料ですから、それを領収書や診断明細書でということです。「診断書の料金なんて大した問題じゃない!」と馬鹿にしてはいけません。
ここに料金表を記載しておきました。
1)入院・通院証明書・・・・・・・3,000円
2)生命保険・簡易生命保険・・・・7,700円
3)死亡診断書・・・・・・・・・・5,500円
4)交通事故診断書・・・・・・・・7,700円
(個々の病院によって金額のばらつきはありそう)

皆皆結構いいお値段です。無駄な出費は極力抑えたいのは当然のこと。「ケチ」ではなく、大事なあなたの財産です。無駄な出費は極力省かなければいけません。

身近に感じられる「かんぽ生命」ですが、死亡保険金の場合はちょっとハードルが高いと感じるかもしれません。
【必要書類】
1)保険証券(保険証書)
2)保険金等受取人さまの本人確認書類
3)保険金等受取人さま名義の預貯金通帳またはキャッシュカード
 ※保険金受取人が死亡されている場合には、遺族・相続人であることが確認できる戸籍謄本(場合によっては除籍謄本等)が必要となります。
・被保険者さまの生年月日を確認できる書類
・被保険者さまの住民票(除票)または戸籍抄(謄)本

もし、これが現役の方であれば、会社所定の死亡証明書か、医療機関発行の死亡診断書、死亡届の記載事項証明書のいずれかが必要になります。大方の方は、2番目の医療機関の死亡診断書がお手許に残っているはずですので、それでオッケイとなります。

それに加えて
1)死亡する前に入院していた方は・・・・とか
2)怪我で入院した場合は・・・・・・・・とか
3)委任代理人を希望する場合は・・・・・とか
我々素人が気がつかないようなことを「かんぽ生命」のほうから問いただしてくれますので安心感はありました。

しかしながら、これもすべて保険証券が分かった場合の話です。保険証券が見つからない、指定代理請求もしていない等々が加われば、保険会社からは「委任状を書いて」とか、「保険証券をお探しになってから」などなど、ひょっとしたら門前払いを食らうことになり、時間と手間暇ばかりが膨らむことになる可能性は高く、「時間切れだ。あきらめよう」なんてことになるかもしれません。そうならないためにもアシストエイドをお使いください。迅速に、間違いなく、あなたとあなたのパートナーに確実にお伝えし続けることをお約束いたします。